日経平均は88円安と5日続落、新型コロナ変異株の感染拡大警戒に欧米株安で売り先行=20日前場 11:48 配信 現在値 INPEX 765 -28 石油資源開 1,823 -44 ENEOS 453.2 -8.20 コスモエネ 2,427 -74 三井不 2,586.5 -72 20日前場の日経平均株価は前日比88円22銭安の2万7564円52銭と5営業日続落。朝方は、売り優勢で始まった。世界的な新型コロナウイルス変異株(デルタ株)の感染拡大への警戒感を背景に19日の欧米株式が下落した流れを受け、一時2万7330円15銭(前日比322円59銭安)まで下落した。一巡後は、時間外取引の米株価指数先物の上昇もあって、前引けにかけて下げ渋りの流れとなった。 東証1部の出来高は5億4100万株、売買代金は1兆1941億円。騰落銘柄数は値上がり713銘柄、値下がり1354銘柄、変わらず125銘柄。 市場からは「売り一巡後は、値ごろ感や、米株先物高を支えに下げ渋ったが、朝方に思ったほど売られなかったことで、後場は海外勢の売りが出る可能性がある。米株の調整は始まったばかりで、先行き日本株も連鎖安になりやすい」(銀行系証券)との声が聞かれた。 業種別では、INPEX < 1605 > 、石油資源 < 1662 > などの鉱業株や、ENEOS < 5020 > 、コスモエネH < 5021 > などの石油石炭製品株が下落。三井不 < 8801 > 、三菱地所 < 8802 > 、住友不 < 8830 > などの不動産株や、住友鉱 < 5713 > 、フジクラ < 5803 > などの非鉄金属株も軟調。三菱UFJ < 8306 > 、三井住友 < 8316 > 、りそなHD < 8308 > などの銀行株も売られた。王子HD < 3861 > 、大王...