大引けの日経平均は前日比1638.70円安(-4.24%)の37047.61円となりました。
3日の米国株市場は大幅反落し、ダウ平均は626.15ドル安(-1.51%)、ナスダックは577.33ポイント安(-3.26%)、S&P500は119.47ポイント安(-2.12%)で取引を終えました。8月ISM製造業景況指数が予想を下回ったためハードランディング懸念も強まり、寄り付き後、下落。ダウは史上最高値からの利益確定売りも加速し、終日売りが先行しました。エヌビディアなど半導体セクターの売りもさらなる圧力となり、ナスダックも大きく売られ、終盤にかけ、相場は下げ幅を拡大しました。\n\n米国株の大幅下落と為替の円高推移を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始し、日経平均は38000円台を割り込んだ後、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が前日比7%超下げたことで、値がさ半導体株が下落し日経平均は36000円台に突入しました。\n\n米国株安など外部環境以外にも、金融所得課税の話が自民党総裁選で取り上げられたことも嫌気されたもよう。大引けの日経平均は前日比1638.70円安(-4.24%)の37047.61円となりました。\n\n東証プライム市場の売買高は20億74万株、売買代金は5兆1062億円。全業種が下落するなか、鉱業、非鉄金属、証券・商品先物取引業、石油・石炭製品、銀行業の下げが目立ちました。\n\n東証プライム市場の値上がり銘柄は5.9%、対して値下がり銘柄は92.8%となっています。\n\n日経平均採用銘柄では、ルネサスエレクトロニクス<6723>、ソシオネクスト<6526>、スクリーンHD<7735>、SUMCO<3436>、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、ソフトバンクグループ<9984>など半導体株の下げが目立ちます。\n\nこのほか、古河電工<5801>、ディスコ<6146>、フジクラ<5803>、東京電力HD<9501>、メルカリ<4385>、リクルートHD<6098>などが下落しました。\n\n一方、円高メリット銘柄の一角であるニトリHD<9843>、イオン<8267>、花王<4452>、サッポロHD<2